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東京の旅~フェルミエセミナー [セミナー]

8月某日、東京でフェルミエさん主催のチーズセミナーに参加しました[ぴかぴか(新しい)]
テーマは『マールツァイトの焼きたてパンとチーズのマリアージュ会』で、講師は
マールツァイトの白井さんです。
ミルク酵母の香り豊かなスパイスパンとフェルミエさんのチーズとのマリアージュは
とても興味深く、楽しく学ばせていただきました(^^♪

☆チーズプラトー。左がカマンベール、右がマンステール、手前がロビオラ。
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☆マールツァイトのパン
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☆レモングラスパン×ロピオラ・スパルマービル・カプラ
爽やかなレモングラスの香りと甘味があるパンに、爽やかな酸味のシェーヴルは
あわせることで、ヨーグルトのような乳酸系の甘味を感じて、とても美味しかったです。
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☆クミンシード入りのブリオッシュ×カマンベール・ド・ノルマンディー
ブリオッシュは元々ブリーを練り込んで作っていたとの事で、白カビのカマンベールと
あわないわけがないですよね[るんるん] ブリオッシュの甘味にチーズの旨みがとてもバランスが
よく、クミンシードの香りが後からふわっときて、美味でした~[ぴかぴか(新しい)]
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☆アジョアン入りのパン×プロヴォローネ・ヴァル・パダーナ

アジョアンというスパイスが入ったパンにソテーをしたナス、プロヴォローネをのせて
トーストしたもの。アジョアンはインドのスパイスで胃の調子を整える作用があり、加熱すると
香りが出てくるとのこと。焼くことでモチッとしたチーズにアジョアンが芳ばしくて美味しかったです。
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☆キャラウェイシード入りのパン×マンステール
キャラウェイシードとクミンシードの違いがよくわからなかったのですが、キャラウェイシードは
このままで強い香りと味が楽しめ、クミンシードは火を通した方が香りがよくなるそうです。
マンステールを買うとパッケージに入っているのはキャラウェイシードだったかな。。
マンステールはまだ若く、独特の香りが強かったけれど、パンとあわせることで強さがやわらぎ、
スパイスがアクセントになって爽やかさも感じました。
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☆ジンジャー入りのパン×リコッタ。
生姜をすりおろして砂糖で煮たものを練り込んだジンジャーパンは、香りがよく
甘味もあり、優しい味わいのリコッタにあわせるとデザートのように楽しめました
[るんるん]
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☆ワインをあわせたいところですが、ハーブティーを2種いただきました。
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ハーブパンとチーズのマリアージュがこんなに面白いものだとは・・・
とても勉強になりました!
ワインをあわせたら更に面白くなりそうですね(^^♪
マールツァイトの白井さん、フェルミエさん、美味しく楽しいセミナーを有難うございました[かわいい]

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ワイン&チーズセミナー《イタリアのワイン&チーズ》 [セミナー]

7月某日、ワイン&チーズサークル『chercher』(シェルシェ)でセミナーを開催いたしました[ぴかぴか(新しい)]
今回のテーマは《イタリアのワイン&チーズ》です。

《今回のワイン》 トスカニーで購入。
①カピテル・フォスカリーノ 2010
(産 地)イタリア、ヴェネト州
(造り手)アンセルミ
(品 種)ガルガーネガ 80%、シャルドネ 20%
(コメント)輝き、透明感、淡いイエロー。グレープフルーツ、レモン、ミネラル、ハーブ。
爽やかな柑橘系の酸味と果実味、アフターに塩味を感じる。
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②フラスカーティ・スーペリオーレ・エポス 2009
(産 地)イタリア、ラツィオ州
(造り手)ポッジョ・レ・ヴォルピ
(品 種)マルヴァジア 90%、トレッビアーノ 10%
(コメント)輝き、透明感、濃い黄金色。洋ナシ、黄桃、白こしょう、ハチミツ、バニラ。
ふくよかでまろやかな果実味、穏やかな酸味。蜜をたっぷりと含んだ果物の印象。
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③イ・コルティーニ 2008
(産 地)イタリア、ピエモンテ州
(造り手)カステッロ・ディ・ネイヴェ
(品 種)ピノ・ネロ(=ピノ・ノワール) 100%
(コメント)明るいルビー色。ラズベリーのジャム、シナモン、甘草。
ベリー系の可愛らしい果実味、なめらかなタンニン。
素直でチャーミングな果実味が心地よく、渋いワインが苦手な方にもオススメ出来ます(^^♪
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《今回のチーズ》フェルミエで購入。
①リコッタ・ディ・ペーコラ
フレッシュ、イタリア、トスカーナ州、羊、MG43%
(コメント)おぼろ豆腐のような食感。羊乳の優しい甘味を感じる。ハチミツをかけて
朝食に食べるのもよいですね~[るんるん]
(ワインとの相性)②フラスカーティとの相性が大人気!ワインのふくよかな果実味と蜜っぽさが
羊乳の甘味にあってデザート感覚で楽しめる。①カピテルとの相性も好評!ワインの柑橘系の
果実味とチーズの優しい甘味があう。白ワイン2種は好評だったが、③赤ワインは
「どちらともいえない」と答えた方が大半を占めた。チーズにラズベリージャムをつけたような
印象になるが、ワインの味わいの方が強く感じた。
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②テネレッラ・ピッコラ
フレッシュ、イタリア、トスカーナ州、牛、MG不明
(コメント)モッツアレラを袋状にし、中に刻んだカードとクリームを詰めているチーズ。
チーズを十字に切ると、中からカードとクリームがとろーりと出てきて、サラダと一緒に
食べるととても美味しい[るんるん] 写真は撮り忘れましたが、ベビーリーフとミニトマト、
オリーブオイル、塩・こしょうと一緒に召し上がっていただきました!
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③ブリナータ
白カビ、イタリア、トスカーナ州、羊、MG不明
(コメント)ムチムチっとした弾力のある生地。うっすらと白カビが生えている。
羊乳の甘味があり、塩気も少なく、穏やかで食べやすいチーズ。
(ワインとの相性)①カピテルが大人気!優しい穏やかなマリアージュが楽しめる。
続いて②フラスカーティが人気!あわせることでナッツの風味と少しだけ皮の苦みも
感じた。③イ・コルティーニは賛否両論あり。
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④ウブリアーコ・ディ・トルコラート
セミハード、イタリア、ヴェネト州、牛、MG不明
(コメント)ウブリアーコは酔っ払いの意味。甘口白ワインの搾りかすに漬け込んで造るチーズ。
うっとりするような芳醇な香り。甘口白ワインのエキスがチーズの中にも染み込んでいて
得も言われぬ美味しさ[ぴかぴか(新しい)]
(ワインとの相性)③イ・コルティーニが一番人気!僅差で①・②の白ワインも人気があった。
いずれのワインもチーズとあわせることにより、相乗効果で果実味がアップして、素晴らしい
マリアージュが楽しめた。
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⑤ブラ・テーネロ
セミハード、イタリア、ピエモンテ州、牛、MG最低32%
(コメント)生地はむっちりとしていてやわらかい。優しい旨みのあるチーズ。
(ワインとの相性)②フラスカーティが一番人気!マイルドな味わいを楽しめるが、後味に少し
苦みも出てくる。①カピテルと③イ・コルティーニは「どちらとも言えない」と答えた方が大半。
①カピテルをあわせるとワインの柑橘系の果実味のせいか、チーズの塩気が少し出てくる。
③イ・コルティーニは個人的には好きでした。ワインの果実味にチーズの旨みが一層出てくる。
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⑥ヴェリツィン
青カビ、イタリア、ピエモンテ州、牛、MG不明
(コメント)ねっとりとした生地。しっかりと青カビが入っているが、塩気も程よく、旨みの
あるブルー。
(ワインとの相性)3種とも大好評でしたが、その中でも一番人気は①カピテル。
僅差で②フラスカーティ、③イ・コルティーニの順で人気があった。
チーズの旨みと塩気に、それぞれのワインの果実味があった。
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☆12時の位置が①リコッタ・ディ・ペーコラ。時計回りに順番に並んでいます。
②テネレッラ・ピッコラはサラダと一緒にお皿にのせてお出ししたので、写真には
のっていません。(サラダの写真は撮り忘れました^^;)
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☆ブールとレーズン・クルミのパン
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☆ハチミツはブルーベリーでしたが、写真を撮り忘れました^^;
①リコッタと⑥ヴェリツィンにあわせていただきましたが、どちらもとても美味しいと好評を
いただきました[るんるん]

夏限定販売の『テネレッラ』は、おもてなしに喜ばれること間違いなしのチーズです[ぴかぴか(新しい)]
フレッシュな羊乳の『リコッタ』をいただけるのも夏だけなので、セミナーではよく
使っています。ワインとチーズの世界でも旬を楽しめるのは嬉しいですよね~(^^♪
ご参加いただいた皆様、有難うございました[ぴかぴか(新しい)]
また一緒にワインとチーズの世界を楽しみましょうね~(*^^*)
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ワイン&チーズセミナー『日本のワイン&チーズ』 [セミナー]

6月某日、カルチャーセンターの生徒さんを対象にワイン&チーズセミナーを開催
いたしました。
震災後にカルチャーセンターが閉館してしまったため、開催できなかった3月のセミナーの事が
ずっと心残りになっていたので、生徒さん達に直接声をかけさせていただきました。
今回のテーマは『日本のワイン&チーズ』です[ぴかぴか(新しい)]

《今回のワイン》 ①は錦本店、②は藤崎で購入。
①アルガブランカ ヴィニャル・イセハラ 2010
(産 地)山梨県笛吹市
(造り手)勝沼醸造(株)
(品 種)甲州
(コメント)和梨、グレープフルーツ、柚子、ミネラルの香り。爽やかな酸味と柑橘系の果実味、
アフターに苦みを少し感じる。
2010年は猛暑だけあって、例年よりも果実味が増している感じがしました。
イセハラはやっぱり美味しいですね~[ぴかぴか(新しい)] 生徒さん達からも「日本のワインがこんなに
美味しかったとは知りませんでした!」との声をいただき、大好評でした[るんるん]
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②ドメーヌ・タケダ ベリーA 古木樽熟成 2009
(産 地)山形県上山市
(造り手)タケダワイナリー
(品 種)マスカットベリーA
(コメント)紫がかった濃いガーネット。ブルーベリー、ブラックチェリー、カカオ、コーヒー豆、土。
ふくよかで凝縮した果実味、まだ若いので収斂性のあるタンニンを感じる。アフターに甘苦み。
マスカットベリーA種の中でも、しっかりとした味わいが楽しめるワインですが、
開けるにはまだ早かった感じがしました。じっくり寝かせてからもう一度飲んでみたいワインです。
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《今回のチーズ》 ①~④はオーボンフェルマン(仙台市)、⑤⑥は仙台駅1階で購入。
①清水牧場 クワルク
フレッシュ、長野県松本市、牛、MG不明。
(コメント)ヨーグルトのようになめらかな口当たり。優しい酸味。朝食にぴったりのチーズです[ぴかぴか(新しい)]
(ワインとの相性)全員一致で①イセハラとのマリアージュが大好評でした。
ワインの柑橘系の味わいとチーズの酸味があいました。
②ベリーAはワインの味わいの方が強かったが、ワインの果実の甘さやコク、カカオっぽさが
より強く感じられて面白いマリアージュでした。
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②清水牧場 プティ・ニュアージュ
フレッシュ、長野県松本市、牛、MG不明。
(コメント)乳清で造ったミルクの優しい甘味を感じるチーズ。おぼろ豆腐のようにやわらかい。
(ワインとの相性)①イセハラが人気。さわやかな組み合わせが楽しめる。
②ベリーAはワインの渋みが強くでてしまう。
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③共働学舎新得農場 プチ・プレジール
ソフト、北海道上川郡、牛、MG不明。
(コメント)きめ細かい生地、しっとりしていてクリーミー。
(ワインとの相性)①イセハラが人気。ワインの柑橘系の甘味がチーズのクリーミーさにあう。
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④清水牧場 山のチーズ
セミハード、長野県松本市、牛、MG不明。
(コメント)ウオッシュ系の香り、旨みが強い。
(ワインとの相性)全員一致で①イセハラが人気。②ベリーAもワインの深みが出てきて
ひきたてあっている。
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⑤蔵王 スモークチーズ
フレッシュ、宮城県刈田郡蔵王町、牛、MG不明。
(コメント)桜のチップで燻製をしているため、芳ばしい香りが食欲をそそる。
弾力のある生地にしっかりとした旨みが楽しめる。
(ワインとの相性)①イセハラが人気。②ベリーAはチーズのスモーキーさが際立つ。
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⑥蔵王 ブルーチーズ
青カビ、宮城県刈田郡蔵王町、牛、MG50-55%。
(コメント)ねっとりとしていて濃厚。ゴルゴンゾーラ・ピカンテのような塩気と青カビの旨み。
(ワインとの相性)①イセハラ、②ベリーAともに全員一致でナイスマリアージュでした[ぴかぴか(新しい)]
特に②はチーズの青カビの香りがワインとあわせることで強い旨みにかわって美味でした~[かわいい]
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☆ハチミツはKALDIで購入したブルーベリー。
①、②、⑥のチーズと一緒に楽しんでいただきました。
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☆おまけでKALDIで購入した「わさボーノ」を用意しました。
わさボーノはわさびにパルミジャーノやオリーブオイル、ニンニク、松の実などが入っていて
魚介のカルパッチョやチーズにあわせても美味しいので、最近はまっています(^^♪
②プティ・ニュアージュにあわせていただきました。フレッシュチーズにわさびはあいますね[るんるん]
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☆パンは石井屋さんのフランスパンとクルミとレーズンのカンパーニュ。
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カルチャーセンターとは関係なく、個人的に開催させていただいたセミナーですが、
ワインとチーズを楽しむ事よりも、震災後に元気な生徒さん達にお会いできたことが
一番の幸せでした。本当に嬉しかったです。
心残りになっていたセミナーでもあったので、終わった後はホッとして気が抜けてしまいました。
カルチャーセンターはなくなっても、個人で主宰している「ワイン&チーズ chercher」は
続けていますので、こちらの方にご都合の良いときに参加していただければ嬉しいです。
カルチャーの生徒さん達、皆様に出会えたことに心から感謝しています。
またいつかお会いしましょうね(*^^*)


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Chercher×Numahata コラボイベント [セミナー]

6月某日、震災後初のセミナー活動として
『ワイン&チーズChercher×cooking place Numahata』コラボイベント
~ワイン&チーズ料理を楽しむ会~
を開催いたしました[ぴかぴか(新しい)]
料理教室でもお世話になっている沼畑先生のお店でコラボが出来るなんて本当に有難く、
打ち合わせの段階からワクワクして、開催が待ち遠しかったです(*^^*)

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最初に私が「ワインと料理のマリアージュ」についての講義をさせていただき、その後
沼畑さんのチーズ料理&私が選んだワインとのマリアージュを楽しんでいただきました(^^♪

☆料理に使っていただいたチーズは6種。神楽坂のアルパージュさんから取り寄せました。
右奥がブリアサヴァラン(フレッシュ、フランス、ブルゴーニュ地方、牛、MG72%)、
手前がクロタン・ド・シャヴィニョル(シェーヴル、フランス、ロワール地方、山羊、MG最低48%)
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左上がゴルゴンゾーラ・ピカンテ(青カビ、イタリア、ロンバルディア州、牛、MG最低48%)、
真上がカンコワイヨット(チーズフード、フランス、フランシュ・コンテ地方、牛、MG不明)、
手前がマロワール(ウオッシュ、フランス、ティエラッシュ地方、牛、MG50%)、
右上がペコリーノ・ロマーノ(ハード、イタリア、サルディーニャ州、羊、MG36-38%)。
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フェルゲッティーナ フランチャコルタ・ブリュット
イタリア、ロンバルディア州、ロベルト・ガッティ家、シャルドネ95%、ピノ・ネロ5%。
きめ細やかでクリーミーな泡立ち。柑橘系の果実味にナッツの風味も楽しめます。
ラベルもエレガントで素敵ですね[ぴかぴか(新しい)]
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カンコワイヨットのカナッペ2種。
レーズンパンにカンコワイヨットを塗って、リンゴとハチミツをかけたもの。
カンコワイヨットがこんなにフルーツと相性がよいとはびっくりでした[ぴかぴか(新しい)]5.jpg
こちらは、クルミパンとカンコワイヨット、リンゴ、ハチミツのカナッペ。
リンゴとクルミの食感が楽しめて、ナッツの風味がフランチャコルタにもあいました[るんるん]
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ランティーヌ・ノブレス
スイス、ヴァレ州、ドメーヌ・コルニュス、ファンダン(シャスラ)100%。
ライム、レモンなどの柑橘系、ミネラル、木の実、爽やかな果実味と酸味が楽しめます。17.jpg
ペコリーノ・ロマーノとソラマメのトルティーヤ。
ソラマメが入った大きなトルティーヤに、ペコリーノ・ロマーノを雪のようにふわふわと削っています。
そのままブロックで食べると塩気がとても強いペコリーノ・ロマーノが、ほどよく口の中で溶けて、
ちょうどよい塩気となりました[ぴかぴか(新しい)]
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☆ヴィレ・クリュッセ・チュリセ 2008
フランス、ブルゴーニュ地方、ドメーヌ・サント・バルブ、シャルドネ。
白桃、洋ナシ、ミネラル、バニラ。ふくよかな果実味に樽からくる複雑味・旨みもあるワイン。
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クルタン・ド・シャヴィニョルのサラダ
綺麗なエディブルフラワーが入ったサラダに、
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クロタン・ド・シャヴィニョルのココット焼きをのせていただきました[ぴかぴか(新しい)]
フレッシュなクロタンがやわらかくホワッと優しい食感になり、チーズの酸味もやわらぎ
白ワインがとてもあいました[るんるん]
シェーヴルが苦手な方も「美味しい!」と喜んでくださいました(*^^*)
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エディブルフラワーは、キャベツ、ナデシコ、シブレット、セルフィユ、ルッコラです。
綺麗ですよね~(*^。^*)
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ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ・レ・コルヴォー 2000 マグナムサイズ
フランス、ブルゴーニュ地方、ドメーヌ・ミシェル・ギーヤール、ピノ・ノワール
大好きなミシェル・ギーヤールのマグナムボトルです(^^)v
ドライフルーツ、カシスリキュール、紅茶、タバコの葉、オリエンタルスパイス、なめし革など
複雑な香り。ドライフルーツのような果実味に穏やかな酸味、力強くふくよか、エレガントなワイン。
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マロワールのグラタン。
ジャガイモ、玉ねぎ、ベーコンが入っていて、クミンがアクセントになっています。
焼くことでマロワールの香りがさらに強く濃厚になり、うっとりしてしまいます[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]
力強い赤ワインにぴったりですね~[るんるん]
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エディツィオーネ・チンクエ・アウトクトニ No.9
イタリア、アブルッツオ州、ファルネーゼ、モンテプルチアーノ33%、プリミティーヴォ30%、
サンジョヴェーゼ25%、ネグロアマーロ7%、マルヴァジーア・ネーラ5%。
ブラックチェリー、ブラックベリーのコンフィチュール、カカオ、シナモン、クローブ、バニラ、
ロースト香など。凝縮した果実味にやわらかなタンニン、ふくよかで余韻が長いワイン。2.jpg
ゴルゴンゾーラのペンネ。
エビにアスパラ、そして桃が入っていました\(◎o◎)/!
塩気がしっかりしたゴルゴンゾーラに桃の甘味の相性がとてもよくて、思い出しただけでも
うっとりします[ぴかぴか(新しい)]
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ブリア・サヴァアランのデザート。イチゴのバルサミコソース。
赤ワインにもあうようにと作ってくださったのが、こちらのデザートです。
チーズケーキのような味わいが楽しめるブリア・サヴァランに、キャラメリゼをしたイチゴと
バルサミコのソース。特にエディツィオーネにぴったりで、素晴らしいマリアージュを
楽しませていただきました(*^^*)
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思い出しただけでもうっとりしてしまう沼畑さんのチーズ料理の数々・・・
久しぶりに再会をした生徒さん達の嬉しそうな笑顔に幸せな笑い声・・・
皆さんそれぞれが大変であったのに、またこうして一緒に楽しい時間を過ごすことが
出来たことに心から感謝しています。
参加してくださった皆様、本当に有難うございました。
沼畑さん、菅原さん、素晴らしい機会を与えていただき本当に有難うございました。
これからも末永いお付き合いをよろしくお願いします(*^。^*)


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ワイン&チーズセミナー《冬に美味しいワイン&チーズ》 [セミナー]

2月某日、ワイン&チーズサークル『chercher』(シェルシェ)でセミナーを開催いたしました[ぴかぴか(新しい)]
今回のテーマは《冬に美味しいワイン&チーズ》です。
いつもはワインを3種用意しますが、今回はちょっとよいものを2種類用意させていただきました。
冬は味わい深いワインをゆっくり楽しみたいですよね~(*^^)v

《今回のワイン》 
①ムルソー フランソワ・ミクルスキ 2008
(産 地)フランス、ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区 ムルソー村
(造り手)ドメーヌ フランソワ・ミクルスキ
(品 種)シャルドネ
(コメント)輝き、透明感のあるやや緑がかった明るいイエロー。熟した洋ナシ、カリン、ナッツ、
蜜、バニラ、樽、トーストなど複雑な香り。
トロッーとなめらかなアタック。果物の蜜のような果実味、優しい酸味、ふくよかでやわらかく
味わい深い。アフターに樽からくる苦味も少し感じられる。
ミクルスキのムルソーはやっぱり美味しいですね~♡(*^^*)♡
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②プピーユ 2005
(産 地)フランス、ボルドー地方 コート・ド・カスティヨン地区
(造り手)シャトー プピーユ
(品 種)メルロー100%
(コメント)ややオレンジがかった深みのある濃いガーネット。カシス、ブルーベリー、クローブ、
甘草、シナモン、鉄、腐葉土の香り。凝縮した果実味にきめこまやかなタンニン。
ふくよかで芳醇、アルコールのボリューム感を感じる。
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《今回のチーズ》フェルミエで購入。
①クール・エス・ア・ラ・ローズ
フレッシュ、フランス、ブルゴーニュ地方、牛、MG不明
(コメント)ハート型のチーズの上にバラの花びらがのっている。
チーズのフレッシュな酸味にバラの華やかな香りがただよって、うっとりしちゃいます♡
ハチミツをかけると華やかさが増して、さらに美味しくなりました[ぴかぴか(新しい)]
プレゼントにしたら喜ばれること間違いなしですね(*^^)v
(ワインとの相性)白・赤ともに大好評でした[ぴかぴか(新しい)]①ムルソーはワインの蜜っぽさがチーズの
酸味や華やかさにあい、②プピーユはワインの果実味にチーズのバラの香りがあい、
あわせることでふくよかな味わいを楽しめた。21.jpg
②テェト・ド・モアンヌ
ハード、スイス、ジュラ州、牛(無殺菌乳)、MG51%
(コメント)「修道士の頭」という名のチーズ。ジロールという削り器で薄く削ることにより
カーネーションのような形になり、ふわっーと舌でとけるような優しい口当たりが楽しめる。
(ワインとの相性)①ムルソーはふくよかなワインとチーズの味わいのバランスがよい。
②プピーユはあわせることで果実味が増した。
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③グリュイエール・ダルパージュ
ハード、スイス、フリブール州、牛、MG45-48%
(コメント)グリュイエールの生産量のわずか1.5%という「アルパージュ」もの。
5-10月に標高900-2000mの山岳地帯で高地放牧をした牛のミルクから造られる。
濃厚なミルクの味わい。果実味も感じられる。アミノ酸の結晶の旨みもたまらなく美味しいです[ぴかぴか(新しい)]
(ワインとの相性)①・②ともに好評。どちらもチーズとワインの味わいの強さのバランスが
とれていて素敵なマリアージュでした[かわいい]
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外皮はビスケット状。外皮に一番近い生地=色が濃い部分が濃厚で美味しいですよね~[ぴかぴか(新しい)]
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④オッソー・イラティ
セミハード、フランス、バスク地方、羊、MG50%
(コメント)羊乳なので生地が真っ白で汗をかきやすい。むちむちとしてやわらかく
とてもミルキー。羊乳の甘味・旨みがたっぷり楽しめるチーズ。
(ワインとの相性)①・②ともに大好評!①ムルソーはあわせることでチーズのミルキーさが
増した。②プピーユはまるでカシスのジャムをチーズに塗って食べているかのようで、
味わい深く、新にチーズの魅力を楽しめた。
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外皮のオレンジ色はピメントというスパイスを塗って熟成されているからとのこと。
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⑤モン・ドール
ウオッシュ、フランス、フランシュ・コンテ地方、牛(無殺菌乳)、MG最低45%
(コメント)季節限定の冬の代表的なチーズ。樅ノ木の一種のエピセアの樹皮でチーズを
巻き、エピセアの棚の上で熟成させ、エピセアの木箱に入れて出荷されている。
ゴワゴワの外皮をはずすと、とろっーとクリーミーな生地があらわれる。
なめらかな舌触り、濃厚な旨みに木の香りを感じる複雑な味わい。
(ワインとの相性)①ムルソーが大人気[ぴかぴか(新しい)] ワインの持つ樽香や複雑味とチーズの味わいの
バランスがよい。②プピーユもやわらかいけれど複雑味のあるしっかりとした味わいのワイン
なので、チーズとの味わいのバランスがとれている。23.jpg
ブルー・デ・コース
青カビ、フランス、ルエルグ地方、牛、MG50%
(コメント)ロックフォールの牛乳版。しっかりと青カビが入っているが、程よい塩気に
青カビの旨みが強くて美味しい[ぴかぴか(新しい)]生地はなめらかでクリーミー。
ハチミツをつけると更に美味しくなる。
(ワインとの相性)①・②ともに大好評!①ムルソーはワインの果実味でチーズの塩気が
やわらかくなった。②プピーユはワインの凝縮したカシスのような果実味にカビの旨みが
さらに増して美味しい!
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☆12時の位置が①クール・エス・ア・ラ・ローズ。時計回りに順番に並んでいます。
⑤モン・ドールは直接木箱からスプーンですくってとっていただいたので、写真には
のっていません。
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☆ジョアンのフランスパンとクルミパン
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☆国産 みかん蜂蜜
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季節限定モン・ドールをセミナーで使うときには、ワインをどうしようかと毎年頭を悩ませて
いますが、マリアージュの定番といわれる「ムルソー」を皆さんと一緒に試してみることが
出来てよかったです。私はミクルスキのムルソーが大好きなので、赤字覚悟で
用意しました^^; (ちなみに参加費は3500円です。)
予算は厳しかったけれど、ご好評をいただけたので嬉しかったですヽ(^o^)丿
美味しいワインやチーズを皆さんと一緒にワイワイと楽しめるのが幸せです[ぴかぴか(新しい)]
ご参加いただいた皆様、楽しい一時を有難うございました[ぴかぴか(新しい)]


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野菜ソムリエの会『クリスマス☆チーズプラトーでプチパーティー』 [セミナー]

12月某日、日本野菜ソムリエ協会仙台支社さんからのご依頼で、チーズセミナーを
開催・講師を務めさせていただきました。
今回のテーマは『クリスマス☆チーズプラトーでプチパーティー』です[ぴかぴか(新しい)]

◎第一部◎
最初にチーズ造りのシナリオ、チーズの分類、チーズの旬について、チーズの保存方法など
チーズの基礎知識についてのお話をさせていただきました。
今回は参加者にチーズプラトー(チーズを盛り付けた皿)を作っていただくために
チーズナイフ等も沢山用意しました。
☆左端がシェーヴル(山羊)専用のクロタンナイフ。くずれやすい組織のチーズでも鋭利な
ナイフでスパッときれいに切ることが出来ます。
その隣はライヨールのナイフ、切れ味がよいです。その隣の小さいナイフも刃がギザギザして
いるので切りやすいです。その隣の穴が開いているのが「オメガナイフ」。白カビやウオッシュなど
生地が粘りがあるものも扱いやすいです。その隣の大きなナイフは刃が波うっていて、穴もあいて
いて、ハードタイプでも白カビでもウオッシュでも、たいていのチーズを上手に切ることが出来ます。
緑色の柄がついているのがチーズスライサー。ハードタイプに使います。
一番右が波型に切ることが出来る器具です。
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これだけ持っていても、私が愛用しているのはこの二つ。13.jpg
お気に入りがソムリエナイフで有名なライヨールのナイフ。いただきものです。
(訂正します。jullietzさんから教えていただきましたが、ラギオールのナイフでした。)
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セミの模様が可愛いですよね(^^♪
(こちらも訂正します。セミだと思い込んでいましたが、ミツバチのマークでした^^;
jullietzさん、色々教えていただき有難うございました(*^^*) )14.jpg
☆チーズプラトー用に用意したのは4種類。
左から、カマンベール、ゴルゴンゾーラ・ピカンテ、コンテ、ミモレット6ケ月です。
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ブロックのままお皿にのせるとこんな感じ。17.jpg
クリスマス用のペーパーナフキンを敷くだけでこんなにイメージが変わります(*^^)v16.jpg
☆クリスマスプラトーに使えそうな飾りを探し歩き、色々と用意しました。5.jpg
☆クリスマスプラトーにぴったりなペーパーナフキンは左の☆はアフタヌーンティーで購入。
右は姉からのイギリス土産。
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☆クリスマスカードも飾りに使えますよね[るんるん]8.jpg
☆プラトーにのせて使ってもよいので、小皿にガラスの器も用意しました。
クリスマスカラーのハートのピックはアフタヌーンティーで購入。7.jpg
☆飾り用に果物や野菜も用意しました。
左のお皿にはKALDIで購入したドライフルーツ。右のお皿にはセルフィーユ、ローストしたクルミ、
黒オリーブ、自家製セミドライトマト(赤と黄)。20.jpg
セミドライトマトは久しぶりに作りましたが、簡単で濃い味がクセになります。
(ミニトマトを半分に切って、オーブンで120度で90分焼くだけで簡単に出来ます。)
10.jpg

チーズプラトーの作り方とチーズの切り方の説明の後に、グループを2つに分け
クリスマスプラトーを作っていただきました。
正直、盛り上がるかどうか心配していたのですが、ワイワイガヤガヤ、皆さん協力し合って
楽しそうに作られていました(*^^)v 共同作業ってよいものですね~[るんるん]

☆Aチームの作品です。とっても可愛らしいですね~(*^^*)
篭皿の上に2種のペーパーナフキンを重ね、真ん中に小さなツリーを置いて、
3種のチーズを交互にバランスよくおき、ドライフルーツを宝石のように散りばめています。
カマンベールの上にはセミドライトマトと黒オリーブをピックで刺していますね。
パーティーにこんなに可愛いプラトーがあったら盛り上がること間違いなしです[るんるん][るんるん]21.jpg
☆Bチームの作品です。こちらのチームはエレガントですね~(*^^)v
偶然にもどちらのチームもペーパーナフキンの使い方は同じでしたが、小物や並べ方で
雰囲気が異なって楽しいですね~[ぴかぴか(新しい)]
中央にガラス器の上に造花を飾り、3種のチーズは種類ごとに置いています。
手前のコンテにはドライフルーツを散りばめて、右のカマンベールには赤と黄色のセミドライ
トマトと黒オリーブを飾っていますね。
22.jpg
オレンジ色が綺麗なミモレットにはセルフィーユを飾っています。
なんてお洒落なのかしら~(*^^*)
25.jpg
どちらのチームも素晴らしかったです[ぴかぴか(新しい)]さすが、野菜ソムリエの皆様、センスがよいですね[かわいい]

☆チーズプラトーには3種のチーズを使っていただき、残りの1種「ゴルゴンゾーラ」は、
ラ・フランスやクルミと一緒にアンディーブにのせてハチミツをかけて召し上がっていただきました。
26.jpg

◎第二部◎
旬のチーズ「モン・ドール」の説明・試食の後で、モン・ドールを使った料理「フォンドール」を
召し上がっていただきました(*^^)v
☆スイス産の『ヴァシュラン・モン・ドール』。8月15日~3月下旬まで期間限定製造の
ウオッシュタイプのチーズです。ジュラ山脈でスイスとフランスの両方で造られています。
樅ノ木の一種のエピセアの樹皮でチーズを巻き、エピセアの棚の上で熟成させ、エピセアの
木箱に入れて出荷されます。
スイス産はフランス産のモン・ドールよりも外皮を洗う回数が多いので、オレンジ色が濃く、
粘り気があり、濃厚です。外皮をはずすと、中からクリーム色のとろっーとしたチーズが
姿をみせてくれます[ぴかぴか(新しい)] 
19.jpg
☆そのまま食べても美味しいモン・ドールですが、更に美味しく楽しめる「フォン・ドール」の
材料は、これだけです!
チーズは木箱のまま半分位残しておいて、そこに白ワイン 適量、ニンニク1片みじん切りを
入れて、パン粉とパセリをのせます。木箱の周りをアルミホイルで包み、オーブンで焼きます。
11.jpg
「フォンドール」の出来上がり!
29.jpg
熱いうちにバゲットにのせて、召し上がっていただきました(*^^)v 好評でしたよ~[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]30.jpg
☆チーズプラトーで残ったチーズを使ったサラダも召し上がっていただきました。
ベビーリーフ・トマトに「ミモレット」と「コンテ」をスライサーで削ったものをのせています。
ドレッシングはシードルビネガー、粒マスタード、塩・コショウ、オリーブオイルのみです。27.jpg
☆これらのお料理と一緒にいただいたワインは1種。
スペインのCAVA(シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造るスパークリング)です。
『フレシネ・カルタ・ネバダ』
(産地)スペイン、カタルーニャ州 (品種)チャレロ、マカベオ、パレリャーダ
(造り手)フレシネ  洋ナシのようなフルーティーで優しい甘さのスパークです。
カルタ・ネバダとは「雪の手紙」という意味です。素敵な名前ですよね[ぴかぴか(新しい)]
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****************************************
セミナーが無事終わり、帰る途中に『光のページェント』をみました。美しいなぁ~(*^^*)
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家に帰ってから、残ったチーズで主人用にプチプラトーを作りました。
アンディーブにゴルゴンゾーラ・ピカンテ、クルミ、ハチミツ。コンテには黒オリーブのスライスに
セミドライトマト(赤・黄)2種。食卓が楽しくなりますね~(*^^)v
31.jpg
****************************************
「12月なので、プチパーティーのようなチーズセミナーをお願いします」とのご依頼を受けてから
テーマはすぐに決めたものの、プラトー造りのセミナーは初めてでしたので
時間配分も不安だったし、どうすれば盛り上がるものかと頭を悩ませましたが
予想以上の盛り上がりでしたので、有難かったです(*^^*)
ワイン&チーズセミナーの講師を始めてから7年目に入りましたが、常に新しいことへ
挑戦していくことは大切ですね。勉強させていただきました。
ご参加いただいた皆様、日本野菜ソムリエ協会仙台支部のKさん、有難うございました[ぴかぴか(新しい)]
皆さんと楽しい一時を過ごすことが出来嬉しかったです(*^^)v


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ワイン&チーズのマリアージュ~冬を楽しむ~ セミナー [セミナー]

12月某日、暴風・大雨[雨]の中、ワイン&チーズセミナーを開催いたしました[ぴかぴか(新しい)]
今回は子育て真っ最中のママさん達からのご依頼です。開催時間は午前中。
広い会場内を2-3歳位のお子ちゃま達が元気に走り回る中、賑やかなセミナーと
なりました。

《今回のワイン》
仙台の街中で購入出来るオススメの美味しいワインをご用意いたしました(*^^)v
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ヴーヴレ・セック 2008 ドメーヌ・ヴィニヨー・シュヴロー
(産 地)フランス、ロワール地方
(造り手)ドメーヌ・ヴィニョー・シュヴロー
(品 種)シュナン・ブラン
(コメント)仙台の藤崎で購入。ビオディナミ。輝き、透明感、濃いイエロー。
林檎の蜜、カリン、カモミール、ミネラル、ナッツ、バニラ、ロースト香、白こしょう、ハチミツ。
ふくよかな果実味にしっかりした酸味。少しスパイスも感じる。
力強いコクのある美味しいワインです(*^^)v
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ル・オー・メドック・ド・ジスクール 2003 マグナムサイズ
(産 地)フランス、ボルドー地方、オーメドック地区
(造り手)シャトー・ジスクール、
(品 種)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%
(コメント)仙台のエノテカで購入。オレンジがかったガーネット。カシス、ブラックベリー、
カカオ、シナモン、クローブ、ロースト香。なめらかなアタック、凝縮した果実味、こなれた
タンニン。ふくよかで芳醇、果実の甘味を感じる。
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《今回のチーズ》 神楽坂・アルパージュさんで購入。
①ブリア・サヴァラン

フレッシュ、フランス・ブルゴーニュ地方、牛、MG72%
(コメント)クリーミーで爽やかな酸味。チーズケーキのような味わいが楽しめる。
(ワインとの相性)①ヴーヴレが大人気[ぴかぴか(新しい)]。酸味のバランスがあいますね。②ボルドーは
ワインの渋味にチーズが負けるかと思いきや、意外にあいました[ぴかぴか(新しい)]ワインの渋味も
こなれているので気にならないし、凝縮した果実味がベリー系のジャムをイメージできた
からかもしれません。
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②テェト・ド・モアンヌ
ハード、スイス・ジュラ州、牛、MG51%
(コメント)テェト・ド・モアンヌを専用の削り器ジロールで削ったもの。
カーネーションの花のように美しく繊細で、口溶けがよい。口の中にふわっとチーズの
旨みが広がる。
(ワインとの相性)①ヴーヴレが人気。②ボルドーは賛否両論あり。
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③ブリ・ド・モー
白カビ、フランス、イル・ド・フランス地方、牛、MG45%
(コメント)芯がだいぶなくなってきている状態。濃厚な香りに強い旨み。ムチムチした食感。
(ワインとの相性)①ヴーヴレが人気。独特な旨みが増す感じ。(漬物臭を感じる方もいました。)
個人的には②ボルドーの芳醇さとの相性が◎。私好みなマリアージュでした[るんるん]
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④コンテ・エクストラ・フリュイテ 12ケ月熟成
ハード、フランス、フランシュ・コンテ地方、牛、MG45%
(コメント)ナッツの風味や果実味を感じる。アミノ酸の結晶がシャリシャリとして旨みを強く感じる。
(ワインとの相性)①ヴーヴレが大人気[ぴかぴか(新しい)]。ワインをあわせることで、チーズの旨みや果実味が
増します(*^^)v ②ボルドーもワインの芳醇さやふくよかさにチーズの旨みがあいました。
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コンテは若いものから熟成したものまで、味わいの違いを楽しむことが出来ますが
今回のものは12ケ月熟成のヴュー・コンテ。6ケ月以上熟成したものには緑色のテープが
貼られます。(ちなみに4-6ケ月熟成のものは茶色のテープ。)
5.jpg
⑤スティルトン
青カビ、イギリス、ノッテインガムシャー州、牛、48%
(コメント)美しい大理石模様。苦味のある青カビ。ねっとりとして濃厚な味わい。
(ワインとの相性)②ボルドーが大人気[ぴかぴか(新しい)]濃厚なチーズに芳醇なワイン、ベストマリアージュ
ですね(*^^)v ①ヴーヴレは賛否両論あり。あわせることによりチーズの塩気が強調された。
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☆⑤スティルトンと一緒にハチミツ漬けのローストしたクルミを試していただきました。
ロシアの濃厚なハチミツにクルミの芳ばしい香りと苦味がスティルトンにぴったりで
好評でした(*^^)v
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⑥モン・ドール
ウオッシュ、フランス、フランシュ・コンテ地方、牛、MG最低45%
(コメント)季節限定のチーズ。樅ノ木の一種のエピセアの樹皮に巻いて、エピセアの棚の
上で熟成させ、エピセアの木箱にいれて出荷している。エピセアが芳ばしく、ナッティで
旨みが強い。ごわごわの外皮を取り除くと中からクリーム色のとろっとろのなめらかな
生地が出てきます。まさに「チーズの真珠」です[ぴかぴか(新しい)]
(ワインとの相性)①・②ともに好評。①ヴーヴレをあわせるとチーズの臭味(漬物臭?)
が少し出てくる。②ボルドーはワインの力強さ・芳醇さがチーズの臭味を消した。
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☆12時の位置が①ブリア・サヴァラン、時計回りに順番に並んでいます。
(⑥モン・ドールは、お皿にはのっていません。)
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☆パンは2種。仙台三越のジョアンのバゲットとクルミパン。
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お子ちゃまも一緒のセミナーは初めて開催しましたが、普段子育てで自分の時間が
なかなか持てないママやパパ達に、少しでも楽しんでいただけたならよかったな~と
思います。
最後はお子ちゃま達も片づけを手伝ってくれました(*^^*)
折りたたみ机の端を一生懸命持ってくれる姿がとても可愛かったです[るんるん]
ご依頼をいただいたKさん、ご参加いただいた皆様有難うございました(*^^)v
これからも子育て、頑張ってくださいね p(*^^*)q
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ワイン&チーズセミナー《秋に美味しい熟成チーズ&イタリアワイン》 [セミナー]

10月某日、ワイン&チーズサークル『chercher』(シェルシェ)でセミナーを開催いたしました[ぴかぴか(新しい)]
今回のテーマは《秋に美味しい熟成チーズ&イタリアワイン》です。

《今回のワイン》 トスカニーで購入。
①サンクト ヴァレンティン ピノ・グリージョ
(産 地)イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州
(造り手)サン・ミケーレ・アッピアーノ
(品 種)ピノ・グリージョ 100%
(コメント)蜜がたっぷり入ったりんご、カリン、黄桃、オレンジの皮、ミネラル、バター、ヴァニラ、
ロースト香。凝縮した果実味にきれいな酸味。ふくよかで果実の甘味が楽しめる。
フランスのピノ・グリは大好きな品種ですが、イタリアのピノ・グリージョも美味しいですね~[ぴかぴか(新しい)]
これからの季節にぴったりな、味わい深いワインです(*^^)v7.jpg
②カ・ディピアン バルベーラ・ダスティ 2006
(産 地)イタリア、ピエモンテ州
(造り手)ラ・スピネッタ
(品 種)バルベーラ 100%
(コメント)ブルーベリーなどベリー系の果実味、シナモン、クローブ、黒オリーブ。
凝縮したベリー系の果実味にしっかりした酸味。タンニン穏やか。
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③アド・アストラ 2006 ファットリア・ニッタルディ
(産 地)イタリア、トスカーナ州 マレンマ地区
(造り手)ニッタルディ
(品 種)カベルネ・ソーヴィニヨン 50%、メルロー 20%、シラー 20%、サンジョヴェーゼ 10%
(コメント)ブラックベリー、カシス、シナモン、クローブ、甘草、樹皮、ロースト香。
カシスのコンフィチュールのような果実味にしっかりしたタンニン、ふくよかで複雑味のある
エレガントなワイン。
ラベルが美しいですよね~[ぴかぴか(新しい)] フランスの葡萄品種主体のイタリアワインを探していて
出会ったワインですが、ラベルに一目ぼれしました(*^^*) 宇宙に想いを馳せながら
秋の夜長を楽しむのに相応しいワインです[るんるん]
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1本ずつ☆のパッケージに包まれていました。
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《今回のチーズ》②は藤崎、①、③~⑥はアルパージュで購入。
①ブリア・サヴァラン・アフィネ レ・クリュ
白カビ、フランス、イル・ド・フランス地方、牛、MG75%
(コ メント)脂肪分たっぷりのトリプルクリーム。しっとりとクリーミーでコクと深みがある。
濃厚な風味。
(ワ インとの相性)③アド・アストラが一番人気。チーズの脂肪分をしっかりとした芳醇な
赤ワインが洗い流してくれる。また、チーズの外皮の部分がナッツのように芳ばしく感じた。
①ピノ・グリージョが二番人気。②バルベーラも好評。果実味の強いワインとの相性が
よいみたいです。
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②シェ・アンリ フィンブリアード・オウ・セサミ
白カビ、フランス、牛、MG不明
(コ メント)白カビチーズにマスカルポーネと胡麻をはさんだ珍しいチーズ。
胡麻の風味をたっぷりと感じることが出来、クリーミーな白カビにあっていました。
このシリーズは他にもマスタードやトリュフもあるそうです。
(ワ インとの相性)③アド・アストラが一番人気。胡麻の風味にバランスをあわせるには
③のようなエレガントでしっかりとしたタイプがあわせやすいのかもしれませんね。
①・②は賛否両論あり。胡麻の風味が強く出すぎるようです。
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③ローマノ・プラデラ 長期熟成ゴーダ 3年熟成
ハード、オランダ、牛、MG45%
(コ メント)熟成期間3年以上。旨み成分のアミノ酸の粒がたっぷりと出ている。果実味さえ
感じる、旨みの強い味わい深いチーズ。
初めていただきましたが、びっくりするほど美味しかったですヽ(^o^)丿私の中での今年
出会ったチーズのBest1です(*^^)v
(ワ インとの相性)①・③が同率1位!ともにチーズとワインの果実味の強さが
あいますね~[ぴかぴか(新しい)] 個人的には②バルベーラも素晴らしいマリアージュでした[ぴかぴか(新しい)]
あわせることにより、チーズのフルーティーさが増しました[るんるん]14.jpg
④クルティン
ハード、イタリア、ピエモンテ州、牛、羊、MG最低50%
(コ メント)黒トリュフを刻んだものと乳を一緒に煮て造ったチーズ。組織がホロホロと
崩れやすい。うっとりするようなトリュフの香り、味わい深い贅沢なチーズです[ぴかぴか(新しい)]
(ワ インとの相性)①ピノ・グリージョが一番人気。②バルベーラが二番人気。トリュフの香りが
ホワッと出てくる。③アド・アストラは賛否両論あり。チーズの苦味やクセが出てしまった。
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⑤フルム・ダンベール モリン社 3ケ月熟成
青カビ、フランス、オーヴェルニュ地方、牛、MG最低50%
(コ メント)3ケ月熟成しているだけあって、通常のものよりクリーミーでナッツの風味がした。
青カビはしっかり入っているけれど、塩気が穏やかで食べやすい。
(ワ インとの相性)3種のワイン全て人気が高かったが、中でも一番人気は①ピノ・グリージョ。
あわせることによりチーズのナッティな芳ばしさが出てくる。②バルベーラ、③アド・アストラは
チーズの塩気がより穏やかに感じることが出来ました。15.jpg
⑥エポワス とろとろ熟成
ウオッシュ、フランス、ブルゴーニュ地方、牛、MG50%
(コ メント)アルパージュさんで追熟してくれる「とろとろ熟成」のエポワス。
エポワスというとチーズの王様でウオッシュタイプの中でも最も強い香りが特徴ですが
この「とろとろ熟成」は芳醇な香りにとろっとろの生地がたまらなくクリーミーで、ナッツの
風味も楽しめる深みのある美味しいチーズなので、初心者の方にも喜ばれます(*^^)v
(ワ インとの相性)③アド・アストラが一番人気。エレガントなワインに芳醇なチーズの
マリアージュはあいますね~[るんるん]ワインの果実味もしっかりと楽しめました。
①ピノ・グリージョと②バルベーラは賛否両論あり。どちらもチーズの方が強く感じました。
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☆12時の位置が①ブリアサヴァラン・アフィネ。時計回りに順番に並んでいます。
秋の夜長を楽しむのにぴったりな味わい深いチーズばかりです(*^^)v20.jpg
☆ハチミツは福島県の大内宿で購入した「りょうぶの蜜」。色が濃く、深みのある味わいでした。
⑤フルム・ダンベールにつけていただきましたが、ブルーにハチミツ、やっぱりあいますよね~[ぴかぴか(新しい)]19.jpg
☆パンは上杉のプティ・モンターニュの葡萄パンとクルミパン。21.jpg

今回は秋をテーマにしたので、味わい深いワインに、熟成チーズを中心に揃えましたが
素敵なマリアージュに沢山出会うことが出来ました(*^^)v
ワインやチーズの世界でも季節を楽しむ事が出来てよいですよね~[ぴかぴか(新しい)]
ご参加いただいた皆様、有難うございました。また一緒に素敵なマリアージュを
楽しみましょうね~(*^^)v

※お知らせ※
1月20日(木)より、NHK文化センター仙台・泉教室 ワインとチーズのマリアージュ講座
1月期が開講になります。今回のテーマは『スイス・スペイン・日本』です。
1月は珍しいスイスのワインに、旬のチーズ「モン・ドール」や花のように削っていただく
「テェト・ト・モアンヌ」などをご用意します。
楽しみながら勉強されたい方におすすめです。ご参加お待ちしていまーす(*^^)v

http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_496225.html


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ワイン&チーズセミナー《イギリスのチーズ》 [セミナー]

9月某日、ワイン&チーズサークル『chercher』(シェルシェ)でセミナーを開催いたしました[ぴかぴか(新しい)]
今回のテーマは《イギリスのチーズ》です。
イギリスのワインも用意したかったところですが、数年前にイギリスを旅した時に、
ロンドンにある酒屋さんに入り、イギリスのワインを探していると話したところ、
「うちには置いていない。(安価なワインは置かない!)スーパーに行けばあるんじゃない?」と
言われ、結局スーパーでも見つけられず、コッツウオルズに行ったときにホテルのレストランの
メニューに載っていたイギリスのワインを注文しようとしたら「おすすめしない」と言われ
諦めたことがありました。
産地同士のマリアージュという王道の組合せは、今回はあてはまらないのではという考えと
イギリスのワインは手に入りにくいという理由でイギリス以外のワインを用意しました。
私は未だにイギリスのワインを飲んだことがないのですが、近年温暖化の影響で品質が
向上していて、特にスパークリングワインが世界に認められているという話もあるので
一度出会ってみたいものです。

《今回のワイン》 
日本・フランス(ボルドー)・ポルトガルのワインを用意しました。
●ボルドーは1154年~1453年の300年間イギリスの支配下にあったことから、
ボルドーワインがイギリスに大量供給されていたため、イギリスのチーズと
ボルドーワインを一緒に楽しむ機会が多かったハズ?という理由で選びました。
今回はカカオ系の香りや、ふくよかさも欲しかったので、メルロの比率の高いものに
こだわりました。
●ポートワインはイギリスの青カビ「スティルトン」とのマリアージュが有名ですよね。
17世紀末の英仏戦争でフランスワインが入らなくなったことをきっかけにポルト
ワインを好んで飲まれるようになったという歴史があります。
●白ワインをどうしようか考えたときに、デザート系のチーズにあうような柑橘系の
味わいのものをイメージし、日本の甲州種、しかも欧州のワインに負けない味わいの
勝沼醸造の「イセハラ」で試してみたいと思いました。

右端はボルドーワインのマグナムサイズ(1500ml)です(*^^)v
人数が多いとこういう楽しみ方が出来てよいですね[るんるん]
11.jpg
①勝沼醸造 アルガブランカ・ヴィニャル・イセハラ 2009
(産  地)日本、山梨県笛吹市
(造り手)勝沼醸造㈱
(品 種))甲州
(コメント)柑橘、グレープフルーツ、和梨、セルフィーユ、ミネラル。爽やかな柑橘系の
果実味にしっかりした酸味。アフターに苦味が残る。
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②ル・オー・メドック・ド・ジスクール 2003 マグナムサイズ
(産  地)フランス、ボルドー地方、オー・メドック地区
(造り手)シャトー・ジスクール
(品 種)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%
(コメント)カシス、カカオ、コーヒー豆、ロースト香、シナモン、クローブ、甘草。
なめらかなアタック、凝縮した果実味、きれいな酸になめらかなタンニン。芳醇。余韻長い。12.jpg
③ポート メッシアス 10年
(産  地)ポルトガル、ドウロ
(造り手)カーヴェス・メッシアス
(品 種)ティンタ・ロリス40%、トウリガ・ナシオナル25%、トウリガ・フランカ20%、
      ティンタ・バロッカ15%
(コメント)オーク樽で10年熟成。ドライフルーツ、べっこう飴、ナッツ、バニラ、ロースト香。
アルコールのボリューム感があり、とろっーとした口当たり、ベリー系のジャムを
煮詰めたような甘味に心地よい酸味。芳醇で力強い。
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《今回のチーズ》フェルミエで購入。
①ホワイト・スティルトン レモンピール 
イギリス、ノッテインガムシャー州、牛、MG不明
(コ メント)スティルトンの青カビが入っていない生地にレモンピールが入っている。
ポロポロとくずれやすい生地にレモンピールの甘味と酸味がさわやかで、チーズケーキのよう。
デザートとして紅茶と一緒に味わいたいですね~(*^^)v
(ワ インとの相性)①イセハラと③ポートが人気が高かった。①イセハラは爽やかな柑橘系同士で
バランスがとれている。③ポートは意外だったが、ポートの芳醇な甘味とチーズの甘味があった。
②ボルドーはワインの渋味が強くでてしまった。
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②ホワイト・スティルトン ブルーベリー 
イギリス、ノッテインガムシャー州、牛、MG不明
(コ メント)スティルトンの青カビが入っていない生地にブルーベリーが入っている。
ポロポロした生地にブルーベリーの甘味・酸味がしっかりと楽しめる。
(ワ インとの相性)一番人気は③ポート。ポートのドライフルーツ系の香り・甘味にあった。
「デザートみたい」という声も聴こえました(*^^)v
二番人気が②ボルドー。ワインのベリー系の果実味とブルーベリーの相性が◎。
①イセハラはチーズのブルーベリーの果実味に対し、ワインの味が繊細すぎてイマイチ。4.jpg
③セージ・ダービー 
イギリス、ヨークシャー州、牛、MG不明
(コ メント)セージの葉緑素とホウレンソウのエキスに漬け込んで造られたチーズ。
欧州の古い諺に「長生きしたければ5月にセージを食べろ」という言葉があります。
(初夏のセミナーでも使ったチーズです。)
爽やかなハーブの香りが楽しめるマイルドで食べやすいチーズ。
(ワ インとの相性)賛否両論あり。①イセハラはワインの苦味が出てくる。②ボルドーは意外と
あうが、ワインが強くワインの渋味が強調される。③ポートはワインが強すぎてチーズの個性が
消えた。 今回のワイン3種ともこのチーズとの相性は難しかったかも?
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④モンゴメリー・チェダー(ウエスト・カントリー・ファームハウス・チェダー) 
イギリス、サマーセット州 ノースキャンドベリー、牛、MG45-48%
(コ メント)農家製伝統的製法で造られたもの。塩気がしっかりとしている。ホクホクとした
栗のような深みのある味わい。「チェダーがこんなに美味しかったとは知らなかった!」という
声も沢山いただきました(*^^)v
(ワ インとの相性)②ボルドーが一番人気。あわせることによりワインとチーズの深みが増す。
二番人気は③ポート。強さのバランスがとれている。①イセハラは賛否両論あり。個人的には
ワインの果実味にチーズの芳醇さがあった。6.jpg
工場製はワックスやプラスティックフィルムで包まれていますが、農家製伝統的製法は
布で覆われラードが塗られています。外皮は強烈な匂いがしました。7.jpg
⑤シュロプシャー・ブルー 
イギリス、ノッティンガムシャー州、牛、MG48%
(コ メント)ベニノキの種子から抽出した色素アナトーで色づけされている。美しい大理石模様。
ねっとりとクリーミーでほろ苦味のあるチーズ。
(ワ インとの相性)③ポートが大人気!チーズのほろ苦さにポートの芳醇な甘さが素晴らしい
マリアージュを奏でる。オススメです(*^^)v 二番人気は②ボルドー。ワインのカカオのような
芳醇な香り・力強さとのバランスがよい。①イセハラはチーズの苦味が強調されたため不人気。9.jpg
⑥スティルトン 
イギリス、ノッティンガムシャー州、牛、MG48%
(コ メント)美しい大理石模様。ねっとりとしていて苦味が感じられる。塩気は穏やか。
(ワ インとの相性)③ポートが大人気!やはり「スティルトンにポート」というマリアージュは
王道ですね。相乗効果で素晴らしいマリアージュが楽しめました[るんるん]
二番人気は①イセハラ!ワインの柑橘系の味わいにもあいました。②ボルドーも人気が高く
3種のワインともにスティルトンとの相性◎でした(*^^)v8.jpg
10.jpg
☆12時の位置が①ホワイト・スティルトン レモンピール。時計回りに順番に並んでいます。
見た目にも美しく、味わいもバラエティに富んでいます。イギリスのチーズプラトー、楽しいですね15.jpg
☆ハチミツはTさんからいただいた『ロシアのハチミツ』です。濃厚でコクがあり、
とろっーとしたなめらかな口当たりを楽しめました。ブルーチーズ2種にあわせましたが
ともに好評でした(*^^)v Tさん、珍しいハチミツを有難うございます!ご馳走さまでした(*^^*)
49.jpg
☆チーズ屋さんで、スティルトンにポートを混ぜたものをポットに入れ販売しているので
試してみようと思いつきで作ったところ・・・ポートを入れすぎてしまいました^^;
16.jpg
チーズ専用のライ麦クラッカー「ファイン・ライチップス」にのせて試していただきました。
ポートが強めですが、なかなか好評でしたよ(*^^)v
17.jpg

今回のマリアージュで一番好評だったのが③ポートワインと⑤・⑥ブルーチーズでした。
次いで①イセハラと①ホワイトスティルトン・レモンピールの組合せ。
ワインとチーズのマリアージュは味わいのバランスをあわせるとよいとの話がありますが
今回は正にその通りでした。
王道なマリアージュ以外にも、今回は意外なマリアージュも沢山発見出来て、
かなり興味深かったです(*^^)v
自分で選んでおいて何ですが・・・ポートワインの包容力には正直びっくりしました!
ブルーチーズ以外はあわないだろうなと思っていたのが大間違い!③セージダービー
以外のチーズ全てと相性がよかったです[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]
ワインとチーズの世界は奥が深いです。回を重ねるごとに魅力にはまっていきます(^^♪
参加いただいた皆様、今回はアルコール度数が高かったので二日酔いになっていないか
心配でしたが、大丈夫でしたでしょうか・・・^^;
ご参加いただき有難うございました[るんるん] またのご参加お待ちしていまーす(*^^)v


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チーズセミナーのご案内 [セミナー]

☆チーズセミナーのご案内です☆

日本野菜ソムリエ協会仙台支社主催でチーズセミナーを開催、講師を
務めさせていただきます。
日本野菜ソムリエ協会では様々なセミナーを開催していて、修了生を対象に
していることが多いのですが、今回のセミナーは一般の方参加可能です!
一足早いクリスマス気分をチーズの世界で楽しみませんか?
皆様お誘い合わせの上、ご参加くださーい(*^^)v

日時)2010年12月8日(水) T18:30 ~ 20:30

場所)日本野菜ソムリエ協会仙台支社
    仙台市青葉区国分町2-2-11 オパール仙台ビルディング5F
    (022)263-3831 

内容)クリスマス☆チーズ・プラトーでプチパーティー
    ①チーズの基礎知識・旬の楽しみ方・切り方等についての講義
    ②グループごとにチーズ・プラトーの作成
    ③旬のチーズ「モン・ドール」を使った料理(フォンドール)の試食
   最後にチーズを楽しみながらスパークリングワインで乾杯します。

会費)一般 3500円 野菜ソムリエ 3200円

定員)16名

申込み方法)日本野菜ソムリエ協会のHPからの申込みになります。
        下記アドレスで詳細をご確認ください。
 http://vf.way-nifty.com/vmc/2010/11/post-ada4.html

 

 

 



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